2016年3月27日日曜日

最近の日々「違和感を感じた、サムライジャパンの試合」

最近感じた違和感をもとに書くとする。

今月、野球の試合(日本vs台湾)が名古屋で開催された。

そのときに2つの違和感を感じた。

①集まった観客は、この試合を次また見に来るのか?
→多くの人は来ないだろうと思った。
 選手頼みの運営の色が強く、球場で楽しめる要素が少ない。
 (※サムライジャパンの関係者が知人におりますが、記載させて頂くことをお許し下さい。)

②自分は、写真をなぜ撮っているのか?
→自分自身の何かを満足させるために撮影している気がした。
 撮った写真を、どんなお客さんに、どういう目的で、どう提供するか、
 全く考えられていない。

なんか違うなあと、もの凄い違和感を感じた。
営業の仕事をやっていて、どうやったらもっと売れたのかな?と考える。

イベントの計画をねっていて、どうやったらもっと遊びにきてくれるのかな?と考える。

そして、また考える。

なんで売れないんだろう?なんで遊びに来てくれないんだろう?

そして、思い出す。

仕事の上司から「その提案はお客さんの何に役立つのか?」と言われたこと。

夜の時代の社長から「答えはお客さんの中にある。」と言われたこと。

写真展を開催したときに「どうやったら楽しんでもらえるか?」と考え方を変えて、500人が遊びに来てくれたこと。

そして、自分なりに言葉におとす。

「自分の何かを満たす方が簡単で、誰かの何かを満たす方が難しいからだろうと。」

「相手の何を満たそうとすると、答えは相手にしかなく、だから、難しいのだろうと。」
台湾のレジェンドと台湾人ファン
最近、何度も読み返す本が2冊ある。
何度も読み返している部分を抜粋すると、

①間違った観点にたって開発されたせいで、失敗する製品が多い。顧客が本当に必要としているものではなく、顧客に売りたいものにしか目を向けない。ここでかけているのは共感、つまり顧客が解決しようとしている問題への深い理解だ。(P110 イノベーション・オブ・ライフ

②わたしたちが製品を購入する動機になるのは、「自分には片付けなくてはならない用事があり、この製品があればそれを片付ける助けになる」という思いだ。(P113 イノベーション・オブ・ライフ

③製品・サービスが重要なのは、顧客がそれをとおして「価値を実現」するからだ。売り手にとっては製品を作って売ることが目的かもしれないが、顧客にとっては、ある価値を実現する、良急を満たすための手段であって目的ではない。(P148 ドリルを売るには穴を売れ

④製品・サービスがどんな価値を実現するか考える。例、パン屋。パンを売っているが、顧客はパンを通じて何をしようとしているのか。優雅なひとときか、時間の節約か。(P149 ドリルを売るには穴を売れ

うまく表現出来ないけれど、冒頭の違和感に当てはめると、

この野球の試合や撮影した写真は、
誰のどんな用事を解決し、
誰にどんな価値を提供したのか。

と思うのである。

違和感を感じただけで、じゃあどうしたらいいの?といった、解決策を提示出来るほどに能力と経験がないのは申し訳ないのであった。(こういう風に書いていると、古賀洋吉さんのエッセイを思い出す。)

そしてまた、このブログや記事の内容自体も、上記の考え方がまだまだ徹底出来ていないのであった。

そういうことで、

感じた違和感と、読むマーケティング関係の本と、考える野球イベントをからめて書いたのでした。

ちゃんちゃん。

若杉
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