2016年10月19日水曜日

パンダの日々「はじめての、韓国野球準プレーオフとコチョクドーム」

韓国野球を4年ぶりに見に行こう!パンダの日々「韓国野球のプレーオフを見に行くの巻」ということで、2016年10月14日(木)に、コチョクドームに初めて行ってきました。

韓国初のドーム球場であり、2016年のWBC予選が開催される会場です。



韓国野球を知らない方向けにご説明→
<コチョクドームの建設の経緯>韓国初のドーム球場となるコチョクドーム。しかし、大きな期待を背負って誕生!とはなっていません。というのもこの球場は、元々はドーム球場として計画されたものではありませんでした。当初の予定では、収容人員2万人規模で、客席の上のみ屋根が覆う屋外型球場。「ハーフドーム型」などと呼ばれ、アマチュアの施設としては、充分なものを予定していました。しかし、2009年WBCでの韓国代表準優勝の躍進を受けて、コチョクトンの球場に関して、「ドームにしよう!」と方針が変わります。そして2009年から始まった工事は、来年の完成を目指し、作業が進んでいます。室井さんの「ソウルのドーム球場建設状況」から下記抜粋。)


今回は、韓国野球の準プレーオフを観戦してきました。

対戦相手は、4位のLGツインズvs3位のネクセンヒーローズ。

韓国野球を知らない方向けにご説明→
<プレーオフ制度>(準プレーオフとは、4位と3位の対決する試合であり、1989年から実施されている。様々な変更がなされ、今は5戦3勝制で実施される。準プレーオフの前には、アメリカと同様に、ワイルドカードゲームが導入されることになった。Wikipediaより)

以下、写真を使いながら、説明します。

最寄り駅は、ソウル地下鉄1号線のクイル(九一)駅。主要駅のソウル駅から、電車25分前後&約120円で到着します。周囲には特に何もありません。

駅を降りると、コチョクドームがすぐ見えます。徒歩5分です。球場までの、はじめての道のりはどこの国だろうと「来たあああああ」とワクワクします。

球場すぐにあった売店。購入されている方がとても多いです。

球場のまわりに面白いものはあるのか?と探してみましたが、このモニュメントぐらいしかありませんでした。ハングルがわからないので素通りしました。

2つ目の売店です。日本よりも「野球を見る=飲食をする」ということが根付いているため、美味しそうに皆さん食べています。。

球場までの上り道。個人的にはおすすめの景色です。

球場周りの空がきれいでした。アルバムに追加の巻「Sky and baseball/そらとやきゅう

球場まで上ってくる人たち。高揚しているのがこちらまで伝わってきます。

チケット売り場。当日券がすでに完売しているので、もの静かです。チケット売り場は特に工夫を凝らしたようには思えない外観でした。

私のチケットは、韓国人の友人に事前に依頼してとってもらいました。プレーオフのチッケットの事前購入方法はネットに限られ、ハングルが出来ない方には難しいようで、韓国語がわかる方に手伝ってもらうことをおすすめします。この日は、外野が15000ウォンです(日本円で約1500円)。

持ち込みに関する看板。4年前の時はありませんでした。持ち込みが以前に比べて厳しくなっている気がしますが、それでもまだ、日本やアメリカよりは緩いと思います。厳しくならないでほしいなと思います。

球場の外観。ネクセンヒーローズの選手が飾っているのは良し!かっこいい!

ネクセンタイヤのイベント。景品がもらえるのか、長蛇の列でした。これ以外に、特に面白いイベントは見つかりませんでした。(韓国のプレーオフは、NPBが日本シリーズを主催する日本と同様に、KBOが主催となっています。その影響もあるのかもしれません。いずれ、日本と同様に、球場イベントが増えてくるのだろうなと思います。)

グッズ売り場。そんなに力をいれているようには思いませんでした。グッズショプは、この写真の場所と球場に併設された店舗の2つのみでした。

球場の外の外周。もう少し、野球っぽさをここに出していい気がしました。特に何もなくて面白くないです。

外野席からの景色がきれいです。

広告がどの会社なのか気になります。韓国の球場は、基本的には、市や政府が管轄しているようで、球団が広告を出せる場所は限られているようです。また、日本とは違い、球団がどれだけお金を持っていても、自分たちだけで球場を作れないそうです。球団の収益や球場の運営に大きく影響していそうです。

2階席からの景色がきれいです。

通路に座る方々。個人的には、日本でも台湾でも見えない、こういう景色が好きです。特に文句を言う方は今の所はおらず、厳しくないあたりがいいなと思います。

球場内の食事は、正直整っているとは思えません。それでも、外で食べるのとそんなに値段が変わらないのは、いいなと思います。

外野の1階席からの景色。2階席を購入していたため、実質、入場することは出来ません。写真を撮っていいかい?とスタッフにお願いし、撮影した次第です。スタッフの対応は日本と同じで画一的です。日ハムさんのように、地元の人がボランティアで手伝うということはまだ取り入れていないようです。

韓国では有名なチェーン店のコーヒーやさん。

1人でネットで試合を見ながら観戦するファンを発見。韓国野球のすばらしい所は、プレーオフもレギュラーシーズンもネットで無料で見放題な点だと思います。観戦方法は、伊達さんの記事を参考下さい。韓国プロ野球中継をインターネットで視聴する方法(2016年版/NAVER)

ネクセンの応援段幕。4年前にはなかったような気がします。写真を撮る人が多く、中の人は楽しんでいると思うので、いい試みだと思います。こういう共同で作るサービスや空間が今は求められている気がします。

LGの応援団。この景色が個人的には好きです。アルバムに追加の巻「baseball fans/せかいのやきゅうふぁん


パンダに変身したら囲まれ放題でした。

どこの国でも笑顔を作れたのでした。

一緒に応援するの巻。

腰がやらているようです。

仲良くなった韓国ファンの方々。

いえい。

外野と内野席の往復は出来ないため、試合後、内野席から撮影しました。日本よりも撤収が早く、すぐに退去されるように命じられます。外野だけでなく、内野席でも観戦することをおすすめします。

試合は、7−0でLGの勝利。ほとんどの選手を知らない&結果はそんなに気にしていないので、韓国人の方々に聞きながら、観戦したのでした。もう少し、選手の情報をわかっていた方が面白いよな!と反省した次第でした。(こちらでハイライトが見れます。)

個人的には、日本より規模は劣りますが、韓国初のドーム球場としては批判されているよりいいのでは?と思いました。ただ、野球を見れる視点が限られているという点では、アメリカと比べると、劣る球場だと思います。

ということで、パンダの日々「はじめての、韓国野球準プレーオフ&コチョクドーム」でした。

日本・韓国・台湾・アメリカのポストシーズンの日程はスケジュールにまとめているので、ぜひお使い下さい。

【連絡先】
・オンラインショップ:パンダと世界の野球
・アドレス:wakawaka191989@gmail.com
・HP:Baseball Panada
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・instagram:wakawaka1919
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