約４年ぶりに、路上で写真を販売してみました。
その体験記をここに記します。
まだまだ暑さが残る神奈川県の関内駅に到着したのは１４時。１８時からは、駅から歩いて３分の横浜スタジアムにて、ベイスターズvsカープの試合が行われます。
さて、どこに座ろうか？
というのは、いつも迷うところでございます。
路上で販売するといっても、野球の写真だけですから、野球好きが通る場所がベストです。
約４年前の経験を元に、野球好きが通りやすく、そして、広めの場所を選びます。
写真を並び始めてから、１番最初に声をかけて頂いた方は、若い女性の方々でした。
おおかた、路上で何かやっている人に声をかけるのは、特異な方々であり、
私の雑感としては、Twitterでフォロー頂いている方・海外に何かしら興味がある方がよく立ち止まってくれます。
このお二人も同じように、海外経験者であり、世界の面白さや美しさをご存知の方でした。
カンボジアやオーストラリアの話を聞きながら、電車の時間まで、楽しく語り合わせて頂きました。
また、Facebookを交換し、帰国後、お酒を飲むことになりました。
こういった、「時間あんなら行くぞ！」「出会って間もないけど行くばい！」といった、軽い感じはいいなあと改めて思いました。
また、会うばい！！
次に足を止めてくれたのは、野球好きがしみわたるおじさんでした。
一目が気になるようで、長く話が出来ませんでしたが、交流させて頂きました。
次に足を止めてくれたのは、夫婦のお２人。
写真を興味深く見て頂いていたので、声をかけさせて頂くと、メジャーリーグにお詳しい方々でした。日本ではまだまだ、アメリカのチームと本拠地が一致いている人が少ないなかで、「この球場はここがいいんだ！」と、写真を見ながら楽しそうに語る姿は、こちらも嬉しくなるほどでした。
最後には写真を購入して頂きました。
また、自然に、路上でお会い出来たらなあと思います。
立ち止まって頂き、ありがとうございます！！お酒が飲みたい！！
次に声をかけてくれたのは、カープファンの２人。
休みを使って、広島から遠征してきたとのことでした。
かわいい＆かっこいいカップルで、ええなーと１人思いました笑。
「路上で写真を売る」楽しさは、どの写真が選ばれるのかを直接見ることが出来る所です。
人によって、選ぶ写真は様々で、共感したり、新しい視点を発見したり、それがとても面白いです。
彼らが選んだ写真はというと、私のお気に入りの景色でもある、アメリカ人の笑顔でした。
くー。友達になれる。また広島で会いたい！！
次に声をかけてくれたのは、野球好きの大学生でした。
彼はなんと、約２年前に行った「活動記１５３「第１弾 〜写真集をプレゼントします〜」」に応募してくれた人でした。「おー。こんなところでお会い出来るのか！！」と興奮しました。
ちなみに、当時の話ですが、プレゼントした後の、彼からのお礼のメールも感動しました。
「はじめまして！僕は去年の春の若杉さんの写真展がきっかけでメジャー、キューバを始め、各国の野球に興味を持ち、大学の間に各国の野球を見て回ろうと考えている新大学1年生です。若杉さんの写真は現場の生の写真でいつも活き活きしていて見ていて気分が上がってきます！僕も何かしらの形で野球の楽しさを広めることを通し、野球の発展に貢献したいと思っていますので、アドバイスくださると嬉しいです。P.S . この写真は、去年の写真展の際に買ったもので受験期の心の支えにしていました、大学合格はこれのお陰のようなものです、僕は若杉さんへの感謝の気持ちで一杯です！」
「世界の野球をまわる」と自分で決めた道ですが、迷ったり、自身を失ったりして、動けなくなるときがあります。そういうときに、ファンの方々から、逆に助けられることがあります。
「しんどいときこそ、お客さんに会いに行くことだ。」
とは、社会人時代に学んだことですが、どの世界でも、支えとなる物は、同じなんだなと思った瞬間です。
彼は、大学生のうちに、メジャーリーグを見に行く予定だそうです。
いいなー！！私も海外の面白さに早く気づきたかった！！と嫉妬しながら、彼と別れたのでした。
声をかけて頂き、ありがとうございました！
毎回毎回、反省点はあります。
今回思ったのは、何をやっているのか、遠くから見えづらく、もったいないなということでした。友人からは、のぼりの幕やスピーカーを使うのはどう？と言われたので、次に活かしたいと思います。
それにしても、こうやって並べてみると、野球ってきれいだな。
次に声をかけてくれたのは、笑顔がすてきなカップルでした。
写真を熱心に見て頂きながら、閉口１番、「ちょうど、家に飾るための大きな写真を探していたんです！！」とおっしゃって頂きました。
「おー！笑顔も雰囲気も素敵ばってん、そのセンスが素敵ばい！」と心の中でつぶやきながらの対応です。
体験談も交えながら、撮影した写真を説明し、どの写真を展示するかを吟味頂きました。最終的には、メジャーリーグのチームである、テキサス・レンジャーズが春キャンプを行う、サプライズスタジアムの１枚になりました。
自分がいいなあと思った景色を共感して頂くのは、やっぱり、この上なく嬉しいです。
A1サイズ以上の印刷を行ったことがなかったため（印刷代が高い）、連絡先をお聞きし、別途、お送りする形にしました。
世界の野球のきれいさや面白さをもっと届けるように努めていきたいな！と、やる気をもらった体験でした。
「アメリカの野球を１人で見に行く！！」という、自作した本にも書いてますが、アメリカのキャンプを見に行くことはおすすめです。
野球場をいくつもまわることが出来て、スター級の選手たちを目の前で見る事が出来ます。
野球がありがたい。
気づいたら、横浜スタジアムでの試合開始が始まる１８時になっていました。
この頃になると、立ち止まるお客さんも少なくなるため、私の仕事も終わりを迎えます。
最後に、ある２人をご紹介します。
１人は、４年前に千葉マリンの路上で声をかけて頂いた友人であり、もう１人は、２年前の原宿の展示会（「世界の野球展 inTokyo 3/15 Baseball with World」）に遊びに来て頂いた方でした。
積もりに積もった話をしながら、メジャーリーグの観戦記を共有しながら、写真の販売を手伝ってもらいながら、いい時間を過ごすことが出来ました。
前者の彼は、ハンドボールの会社に勤めており、後者の彼は、これから、台湾とアメリカのキャンプを見に行く予定だそうです。
くー。感想を聞くのも、また会うのも楽しみだ。
ということで、久しぶりの路上販売でした。
途中、お世話になっている方々にも、路上販売をご協力頂きました。ありがとうございます。
今日の売り上げは、本の購入もあって、5000円。
悪くないけど、やってけない！！！
そういうことで、ちゃんちゃん。
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