昨日、5月24日に3日目の路上販売をやった。
そのときのことを書きました。
昼12時
照りつける太陽の中、着いた場所は、東京の信濃町駅。
目指すは、鬼よ、神宮で開催されている東都リーグ。
野球好きの人が多くいることを期待した私の心。
はじけ飛べ。
昼1時
あれれ?
野球好きの人はどこにいったのか。
期待と現実の間にある、私の心、パスボール。
昼3時
ひたすら、路上に座るかどうか考える。
路上に座ってしまえば、この緊張がたいしたことないぐらい知っている。
その、座るまで、が、1番大変なんだ。
路上で葛藤している私に目を向けるのは、一匹のトノサマバッタ。
昼5時
トノサマバッタが声をかけてきた。
「俺、その勇気買ってやるよ。」
「トノサマさん、その言葉待ってたんです。路上販売をやるって、こんなに勇気がいるものなんて気づかなかったっす。そりゃ写真を買ってほしいですけど、買ってほしいものはそれなんすよ。勇気っすよ。」
そんな夢物語を路上で想像している私に目を向けるのは、マックで冷静に物書きをしている1人の私。
夕方6時
声をかけてきたのは、2人組の小学生。
「兄ちゃん何やってるの?」
「世界の野球を旅してんだ。野球好きか?どのチームが好きかい?」
「好きだよ。楽天。」
「なんで好きなん?」
「友達のお父さんが三木谷社長だから。」
おいおいどういうこっちゃ。
あれか。世界は繋がっているというやつか。
そうだよな。違うよな。
声をかけてきてくれた記念に、好きな写真を1枚づつあげた。
声をかけてくれるだけでも、嬉しいもんだよね。
誰か買って下さい私の老婆心。
あるおじさん
信濃町駅のタバココーナーに移動。
風が強いので、そこにせざるおえなかった。
トノサマバッタはどこにいったのだろう。
結構な数のおじさんが写真を眺める。
ここで知る。
ああ、間違ってもいいから、こっちから声をかけなあかんな、と。
日本人の性格上、向こうから声をかけてくる可能性は低い。
ここで知る。
自分自身に、声をかけづらい理由があること。
それは、野球の写真の絶対数が少ないこと。
写真の少なさ
今、実際に打っている写真は、日本・韓国野球、カナダでインターンしていたチーム、セーフィコフィールド。
もう少し、MLBの写真があれば、強く押せる。MLBの写真が必要だ。
トノサマバッタが声をかけてくる。
「調子乗るなよ。疲れたら、俺の背中に乗れよ。」
独立リーグ
2枚売れた。
お名前はハシモトさん。
独立リーグの野球を見に行くほどの野球好きの方。
いやああ、嬉しいよね。金額どうこう写真が売れること自体嬉しい。
フェイスブックを教えて頂いたので、お礼を述べるべく、さっそうと駆けぬける。
高まる心と緑色のバッタ。
総計
トノサマバッタが言うには、本日の結果は、2枚600円。
今回で、3回めの路上販売が終わった。
今までのことを踏まえた上で、1つのことを決断した「活動記8決断」。
考えごと
うん。今まで、色々な文調を試してきたけどどうなのだろう。
小説っぽく書いたり、ありのままのレポートのように書いたり、視点を変えて書いたりした。
読んでいる人にとって、
どれが1番読みやすいのだろう?
どれが1番おもしろい文章になっているのだろう?
いやあ、なんか上の写真いいね。
もうすこし路上販売を続けたら、写真販売についてまとめてみよう。
そういうことで、最後まで読んで頂きありがとうございます。
ちゃんちゃん。
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