Panda with baseball（パンダと世界の野球）: MLB「おもしろさその１　ワイルドカード」

この時期のメジャーリーグの楽しみ方を記載します。

この記事を読んで頂き、残りの試合をより楽しんでいきましょう。

【目次】
１、楽しみ方とは？
２、ワイルドカードとは？
３、MLBのワイルドカードとは？
４、今年のポストシーズンとワイルドカード争いは？
５、視聴の仕方とは？

１、楽しみ方とは？
年間で162試合行われる公式戦も、残り6試合となりました。この時期は、ワイルドカード争いが非常に面白く、ポストシーズン（日本でいうクライマックスシリーズ）も見逃すことは出来ません。

次項、ワイルドカードとポストシーズンについてご説明致します。

２、ワイルドカードとは？
ワイルドカード(wild card)とは、プレーオフ制度において、地区優勝チーム以外に与えられる追加枠を指します。この制度は、３つの目的があり、導入されています。（Wikipediaより）

①人気のあるプレーオフの試合を増やす
②消化試合を減らす
③地区ごとのレベル差を軽減する

日本と台湾のプロ野球では現在は導入されていません。

韓国のプロ野球では2015年度から導入されております（2015年度は、ネクセンヒーローズ　vs　SKワイバーンズが戦いました。劇的な試合のハイライトはこちらで見れます）。

３、メジャーリーグにおけるワイルドカードとは？
メジャーリーグでは、ワイルドカードの制度を1994年度から導入しています。1994-2011年までは3ラウンド制のポストシーズンでした。

優勝するまで、下記の図のように戦います。

（Wikipediaより）

2012年からは、ワイルドカードを争うための戦いも追加され、現在は4ラウンド制のポストシーズンになっています。

４、今年のポストシーズンは？
今日インディアンズが勝利し、アメリカンリーグの東地区以外は、優勝チームが決まりました。

・アメリカンリーグ　　　　
　東地区　レッドソックス（マジック１）
　中地区　インディアンズ
　西地区　レンジャーズ

・ナショナルリーグ
　東地区　ナショナルズ
　中地区　カブス
　西地区　ドジャース

※地区優勝であり、最高勝率チームであるカブスは、本拠地で試合を実施出来る、ホームアドバンテージを取得しています。

４、今年のワイルドカード争いは？
ワイルドカード争いの面白い点は、１５６試合終わった現在でも、どこが獲得するか分からない点です。

では、現在の状況を見てみましょう。

「Leaders」と記載されたチームは既にポストシーズンへの出場が決定しており、見るべき所は、「wild card」と記載された部分です。